負傷中のイブラが放出リスト入り?…マンU、延長オプションを放棄か

イブラヒモヴィッチ

今季28得点でチームに貢献したイブラヒモヴィッチ [写真]=Man Utd via Getty Images

 マンチェスター・Uが、現在負傷離脱中の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチに契約延長のオファーを提示しない可能性が浮上している。イギリスメディア『スカイスポーツ』が8日に報じた。

 イブラヒモヴィッチは昨夏に1年契約でマンチェスター・Uに加入し、今シーズンの公式戦で46試合出場28ゴールをマークするなど、チームをけん引。だが、4月20日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグのアンデルレヒト戦でひざのじん帯を負傷し、5月に手術を受けていた。今月1日にはすでにボールを使ったリハビリをする姿を公開し、驚異の回復ぶりを披露していたものの、長期離脱が見込まれている。

 マンチェスター・Uは1年間の延長オプションを保有しており、これまでクラブやイブラヒモヴィッチ本人も契約延長に前向きだと報じられてきたが、状況は一転してチーム内得点王を放出する可能性が浮上している。『スカイスポーツ』によると、9日にプレミアリーグが発表する同クラブの放出選手リストに、イブラヒモヴィッチが名を連ねる可能性が高いという。

 同メディアは、夏の移籍市場本格化を前に、ケガで年内絶望とも見られているイブラヒモヴィッチを放出することで、1900万ポンド(約27億円)以上と報じられた年俸を“節約”できると伝えている。また、代役としてレアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得に自信を示しているという。

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