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マンチェスター育ちのリンガードとラッシュフォード、テロで負傷した子どもを訪問

2017.06.06

生まれは違うが、マンチェスターで育ったラッシュフォード(左)とリンガード(右) [写真]=Getty Images

 イギリス・マンチェスターで5日、マンチェスター・Uのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードと同代表FWジェシー・リンガードの2人が、マンチェスターで起きたテロの犠牲者を訪問した。2人は病院で負傷した人たちと時間を過ごし、冗談を分かち合ったようだ。イギリスメディア『デイリー・ミラー』が伝えた。

 5月22日、マンチェスター・Uやマンチェスター・Cが本拠地を構え、サッカーファンにも馴染み深い街で悲劇が起きた。人気歌手アリアナ・グランデのコンサート会場が自爆テロに襲われ、120人以上が負傷し、22人が亡くなる惨事に見舞われていた。

 ラッシュフォードは「マンチェスターの事件で負傷した子供たちと一緒に病棟で良い一日を過ごしせてよかった」とコメントを添え、Twitterでリンガードと男の子と写っている写真を公開した。

 リンガードはインスタグラムに、サインしたシャツを病院の子供たちに渡している写真を数枚掲載し、「マンチェスターの事件で影響を受けた子供たちを訪ねることができて良い日だった。子どもたちがどれほど勇敢であるかは言葉にできない。子どもたち全員が迅速に回復し、より強く元気になってほしいと願っている」とコメントした。

 また、リンガードはイギリス・マンチェスターで4日に行われたテロ事件の犠牲者を追悼するチャリティライブ「One Love Manchester」にも参加した。同代表のライバルチームでもあるマンチェスター・Cのイングランド代表ラヒーム・スターリングやマンチェスターの高官と共にコンサートが始まる前に1分間黙祷した。

 この件に関してもインスタグラムでリンガードは「このコンサートの一員になることを光栄です。僕たちが一体となった都市として、愛と支援をたくさんの人と示すことは素晴らしいことです。誰もが集まり、忘れられない夜になりました。」と写真や動画を掲載しコメントした。

 テロの後、マンチェスター・Uとマンチェスター・Cは、マンチェスター緊急資金に100万ポンドを寄付するために協力し、両クラブは、#ACityUnitedの旗の下、2つのクラブが引き続き街を支援する方法を模索すると発表している。

By サッカーキング編集部

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