リヴァプールへの移籍が決まったFWソランケ [写真]=Getty Images
リヴァプールは30日、チェルシーに所属するU-21イングランド代表FWドミニク・ソランケと移籍で個人合意に達したことを、クラブ公式サイトで発表した。
同選手はチェルシーとの契約が今シーズン限りで満了を迎えるため、個人合意に達したことで今月7月1日からリヴァプールにフリーで加入することが決まった。
現在19歳のソランケは、チェルシーの下部組織で育ち、2014年5月に行われたU-17欧州選手権でU-17イングランド代表のエースとして活躍。4ゴールで得点王となり、4年ぶり2度目のU-17欧州制覇に大きく貢献した。
すると当時チェルシーを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・U)のもと、トップチームのプレシーズン合宿に帯同。同年10月18日のプレミアリーグ第8節クリスタル・パレス戦ではトップチーム初のベンチ入りを果たすと、同21日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージのマリボル戦に途中出場し、トップデビューを飾っていた。その後、2014-15シーズンのUEFAユースリーグで全9試合出場12ゴールをマークし、得点王の活躍で優勝に導いた。
翌2015-16シーズンにはフィテッセにレンタル移籍し、エールディヴィジ25試合出場7ゴールを記録。今シーズンはチェルシーのU-23チームでプレーしたが、トップでの出場はなかった。現在はU-20イングランド代表の一員としてFIFA U-20ワールドカップ韓国2017に参戦。グループステージで全3試合に出場し、1ゴールを挙げて決勝トーナメント進出に貢献している。