監督になることを目標としていることを明かしたテリー [写真]=Getty Images
27日に行われたFAカップ決勝が、チェルシーでの最終戦となった元イングランド代表DFジョン・テリーが今後についてコメント。28日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
今シーズン限りで退団を表明しているテリーは、FAカップ決勝に出場することなくチェルシーでの最終戦を終えた。そして、今後数週間にわたって自身の将来について考える時間となった。同選手は、違うクラブで現役を続けることも、引退をしてコーチになる選択肢もあり、決断にはまだ時間がかかることを明かした。
テリーは「このように負けてしまうことはとても心痛いものである。これがおそらく選手として最後のウェンブリー(スタジアム)になると思う。いつか監督としてまたここに戻ってきたい。それが僕の目標だ。僕は監督になりたい。次に何をするかに関わらずそこは明言しておきたい。若い時からこれまで長い間たくさんのことを学んできた。それを次の世代に伝えていくことが出来ると思う」と監督になることを目標としていることは明かした。
さらに、テリーは自身の将来については「決断するには1週間は必要。とても感傷的な時間だ。ここではとても長い時間を過ごしてきた。僕の最後の日、ロッカーを片付けている時間は心に残るものだった。少し自分の心が空っぽになった感じがするよ。僕には忘れられない思い出がたくさんある。スタンフォード・ブリッジとトレーニング場には、信じられないような思い出がある。ちょっとばかげて聞こえるかもしれないが、僕はチェルシーだ。チェルシーは僕のクラブで、大好きだ」とチェルシーへの愛を語った。
ロンドン出身で14歳からチェルシー一筋を貫いてきたテリーが、今後どのような決断を下すのか注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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