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マンCが世代交代へ…クリシーやナバスら30歳超え4選手を契約満了で放出

2017.05.26

マンC退団が決まった(左から)クリシー、サニャ、ナバス、カバジェロ [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cは25日、元フランス代表DFガエル・クリシー、元スペイン代表MFヘスス・ナバス、アルゼンチン人GKウィリー・カバジェロ、フランス代表DFバカリ・サニャの4選手が今シーズン限りで退団することをクラブ公式サイトで発表した。

 世代交代に向けて30歳オーバーの4選手を一気に放出することが決まった。4選手は今シーズン終了までの契約を延長することなく、6月30日に迎える契約満了に伴い退団することとなった。

 31歳のクリシーは2011年夏にアーセナルから加入し、マンチェスター・Cでは通算203試合出場3ゴールを記録。2012年にプレミアリーグ制覇に貢献すると、2014年にはリーグとリーグカップ戦の2冠を経験し、昨シーズンは再びリーグカップ戦優勝を果たした。

 同選手はクラブ公式サイトを通じて、「マンCでは特別な6年間を過ごせた。4つの主要トロフィーを獲得し、イングランドでもトップチームの1つとしてクラブの地位を確立することに貢献できた。素晴らしい旅だったし、その一員であったことを誇りに思うよ」とコメントした。

 同じく31歳のナバスは2013年夏に母国のセビージャから移籍。4年間で通算183試合出場8ゴールをマークし、2014年の2冠や2016年のリーグカップ制覇に貢献した。35歳のカバジェロと34歳のサニャは2014年夏に加入し、昨シーズンのリーグ・カップ戦でタイトル獲得に貢献。マラガから移籍したカバジェロは通算48試合に出場、アーセナルから移籍したサニャは通算86試合に出場した。

 マンチェスター・Cはすでに、2008-09シーズンに加入したアルゼンチン代表DFパブロ・サバレタの退団が決まっており、同じく今シーズン限りで契約満了となる元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレの退団も噂されている。

 なお、イギリス紙『テレグラフ』によると、クリシーにはウェストハムやニューカッスル、母国のパリ・シャンジェルマンやトルコのフェネルバフチェなどが興味を示している模様。一方のナバスについては、同紙『デイリーメール』が古巣のセビージャと交渉を行う予定と報じている。

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