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現役最終戦を迎えるX・アロンソへ…盟友ジェラードが愛に溢れるメッセージ

2017.05.20

リヴァプールで5年間一緒にプレーしたX・アロンソ(左)とジェラード氏(右)[写真]=Getty Images

 現役ラストマッチを控えるバイエルンの元スペイン代表MFシャビ・アロンソに、元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード氏がメッセージを送った。クラブ公式ツイッターが伝えた。

 今シーズン限りで現役を引退するX・アロンソ。20日に行われるブンデスリーガ最終節のフライブルク戦が、18年間のプロ生活における最終戦となる。ジェラード氏とは、リヴァプールで2004年から2009年まで5年間に渡って共演。“黄金コンビ”としてラファエル・ベニテス体制の中盤を支え、2005年のチャンピオンズリーグ制覇、2006年のFAカップ優勝を経験した。

2004-05シーズンのCLで“イスタンブールの奇跡”を起こし欧州制覇を達成した [写真]=Getty Images

 昨年11月に一足早く現役を引退し、現在古巣リヴァプールのU-18チームを指揮するジェラード氏は、同ツイッターが掲載した動画を通じ、「元気かい? 君の引退に心からおめでとうと言いたい」と盟友を労い、愛に溢れるメッセージを続けた。

「本当に特別なキャリアで、素晴らしい選手だった。僕にとっては、キャリアで最も楽しめたMFのパートナーであり、一緒にプレーした選手の中で最高のパサーだ。これまで受けてきた称賛は相応しいものだよ」

「クラブと代表で素晴らしく特別なキャリアを送ってきた。君がワールドカップを制覇したことにとても嫉妬しているし、ドイツとスペインでのリーグタイトル獲得も本当に羨ましいよ。でもその全てが君に値するものだ」

「繰り返しになるけど、君以上のMFのパートナーはいなかった。君がリヴァプールを退団したとき、僕は本当にショックだったよ。でも、君にはこのクラブに特別な居場所がある。いつでも訪問を歓迎するよ。最後の夜を楽しんで」

 現在35歳のX・アロンソはレアル・ソシエダの下部組織出身で1999年にデビューを果たし、2004年にリヴァプールへ移籍。2009年からはレアル・マドリードでプレーし、2014年にバイエルンへ移籍した。今シーズンはこれまで公式戦37試合出場で3ゴールを挙げている。

 また、2003年4月にデビューしたスペイン代表でも長年に渡って活躍し、国際Aマッチ114試合に出場。ユーロ2008、2012と連覇を達成し、2010年の南アフリカ・ワールドカップでも優勝に大きく貢献した。自身3度目のW杯出場となったブラジル大会はグループリーグ敗退に終わり、大会終了後に代表引退を表明していた。

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