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マンU、最終節は若手多数起用…ポグバも1カ月ぶりリーグ戦出場へ

2017.05.19

(左から)ペレイラ、マクトミネイ、ミッチェル、ハロップ [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は、21日に行われる今シーズンのプレミアリーグ最終節クリスタル・パレス戦でフランス代表MFポール・ポグバが復帰するほか、フレッシュな顔ぶれをラインナップに起用することを明言した。クラブ公式サイトが伝えた。

 モウリーニョ監督は、オールド・トラッフォードでのリーグ最終節で、20歳のポルトガル人GKジョエル・カストロ・ペレイラにファーストチームデビューの機会を与えるとコメント。他チームに期限付き移籍の経験がないDFデミ・ミッチェル(20歳)、MFマティ・ウィロック(20歳)、MFジョシュ・ハロップ(21歳)、FWザック・ダーンリー(18歳)の若手イングランド人4名も起用するという。ポグバは父親が他界したため、トッテナム戦の前にチームを一時的に離れていたが、最終節は約1カ月ぶりにプレミアリーグに出場する予定だ。

ポグバ

ポグバは負傷などで4月23日のバーンリー戦を最後にリーグ戦出場から遠ざかっていた [写真]=Getty Images

 モウリーニョ監督は17日のサウサンプトン戦後、「日曜(21日)の試合は、若い選手にとって大きな日になる。ファンの皆さんには、強力なマンチェスター・Uではなくとも、若い選手が出場する試合を楽しんでもらいたい」と語った。

「クリスタル・パレス戦ではジョエルを起用したい。彼は非常に優秀なGKなので、守備は安泰だ」

 正GKのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが次に出場する試合について聞かれると、監督は「ロサンゼルスで(7月15日に)予定されているLAギャラクシーとのプレシーズンゲームになるだろう。ダビドは世界でもトップクラスのGKだ。我々は世界でトップの選手をキープしたい」と答えた。

「退団が前提の話はしない。チームには優れた2人のGKと、トップクラスの若手GKが必要だと考えている。今のメンバーこそ、その面子だ。ダビドはダビド。セルヒオはセルヒオ。スペインとアルゼンチンの代表GKだ」

「彼らがチームにいてくれるのは素晴らしいことだ。今は全てが非常に上手くいっている。彼らは私の決断を受け入れ、私も彼らに満足している。次の試合ではジョエルがプレミアリーグデビューを飾るが、そのチャンスは彼に相応しいものだ」

 モウリーニョ監督は、試合後の会見で最終節のメンバー情報を事実上ほぼ明かした。冒頭で「メンバーについては言わない」と語りつつ、次のように付け加えている。

「ミッチェル、(スコット・)マクトミネイを使う。もちろんアクセル(・トゥアンゼベ)も、エリック・バイリーも、(マティ・)ウィロックも使う。ジョシュ・ハロップも起用するし、ザック・(ダーンリー)もプレーさせる」

「ポグバも出場する予定だ。彼は、お父さんが亡くなってからトレーニングにも参加していないし、プレーもしていない。試合では選手を守るため2、3人をローテーションするつもりだ。プレーを安定させるため、4、5人にちょっとした指導が必要になるだろう。彼らだけでは、プレーする上で最適なコンディションには仕上がらないと思う」

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