決勝ゴールを挙げたアレクシス・サンチェス [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第34節延期分が16日に行われ、アーセナルとサンダーランドが対戦した。
序盤から敵陣に押し込むアーセナルは8分、ペナルティエリア手前からアレクシス・サンチェスがミドルシュートを放つと、オリヴィエ・ジルーに当たってコースが変わったボールがゴール左へ吸い込まれる。しかし、ボールはジルーの手に当たっていたため、ここはハンドの判定でノーゴールとなった。
10分にはスルーパスでエリア内に抜け出したジルーが決定機を迎えたが、シュートはGKがセーブ。その後も圧倒的に攻め込むアーセナルだったが、ゴールを割ることはできず、前半はスコアレスで折り返す。
アーセナルの猛攻が実ったのは72分。グラニト・ジャカがエリア内左にロングボールを送ると、フリーで抜け出したメスト・エジルがダイレクトで折り返す。このボールをゴール前のサンチェスが流し込み、待望の先制点となった。
追加点を狙うアーセナルは81分、右サイドからのクロスにジルーが左足で合わせると、GKが弾いたボールをサンチェスが押し込み、リードを2点に広げた。
試合はこのままタイムアップを迎え、アーセナルが2-0で勝利。勝ち点を72に伸ばしたことで、同72のマンチェスター・C(1試合未消化)、同73のリヴァプールとのチャンピオンズリーグ出場権をかけた争いは最終節までもつれることとなった。
21日に行われる最終節で、アーセナルはホームでエヴァートンと、サンダーランドはアウェイでチェルシーと対戦する。なお、CL出場権を争うマンチェスター・Cはアウェイでワトフォードと、リヴァプールはホームにミドルスブラを迎える。