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キャラガー氏、古巣リヴァプールのイングランド代表DFキーン獲得に疑問

2017.05.10

リヴァプール移籍が噂されるDFマイケル・キーン [写真]=Getty Images

 元イングランド代表DFで現在解説者として活躍しているジェイミー・キャラガー氏が、古巣リヴァプールへの移籍が噂されるバーンリーのイングランド代表DFマイケル・キーンについて、否定的な見解を示した。9日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在24歳のキーンは、今年3月に行われたドイツ代表との国際親善試合で代表デビューを飾った期待のセンターバックの1人。国内の複数クラブがこぞって関心を示していると報じられるなか、イギリス紙『デイリーミラー』などは8日、アカデミー時代を過ごしたマンチェスター・Uを制して、リヴァプールが選手側と移籍で個人合意に達したと伝えた。しかし、キャラガー氏はバーンリーリヴァプールで採用されている戦術の違いを理由に、キーンの獲得に難色を示している。

 キャラガー氏は、「バーンリーリヴァプールでは、あまりにもスタイルが違いすぎる。バーンリーが採用する4-4-2では、最終ラインに至るまでに守備のサポートがいくつもある。クリスタル・パレスで復活したママドゥ・サコーが格好の例で、彼もリヴァプールから離れたら見違えるような選手になった」とコメント。バーンリーよりも攻撃的な戦術を採用するリヴァプールで、センターバックを務めるほどの実力の持ち主ではないと主張した。

 また同氏は2500万ポンド(約35億円)とされる移籍金についても、「彼は(デヤン・)ロヴレンや(ジョエル・)マティプより優れているだろうか? せいぜい同レベルだろう。そこまでの金額を費やす必要はない」と疑問を呈している。

 現役時代、リヴァプール一筋で公式戦737試合に出場したキャラガー氏だけに、同じセンターバックに対する見方はシビアなようだ。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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