去就が注目されるルカク [写真]=Michael Steele/Getty Images
ビッグクラブへの移籍が噂されるエヴァートンのベルギー代表FWロメル・ルカクについて、その移籍先候補の一つであるマンチェスター・Uでかつてサー・アレックス・ファーガソン元監督のアシスタントコーチを務めたレネ・ミューレンスティーン氏が厳しい評価を下した。イギリス紙『サン』が報じている。
現在はマンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督によって、2014年にチェルシーからエヴァートンに完全移籍で放出されたルカク。今シーズンはリーグトップの24ゴールをマークする活躍を見せており、古巣チェルシーやマンチェスター・Uから強い関心が寄せられている。
しかし、マンチェスター・Uでファーガソン元監督の側近として辣腕を振るったミューレンスティーン氏は、ルカクがビッグクラブで活躍する可能性には懐疑的なようだ。
ラジオ局『トークスポート』で、「もちろん彼は素晴らしいシーズンを過ごしているが、マンチェスター・Uのような場所に来るのならもっと向上しなければならない。特にチームメイトとの連携面では改善が必要だ。エヴァートンのようなクラブでは露呈しない弱点だけどね」とルカクの課題を指摘したミューレンスティーン氏。更に「ここ何年かのマンチェスター・Uのストライカー陣の活躍を考えると、彼に同レベルの働きができるとは思えない」と終始ルカクに対し辛口の評価を下している。
とはいえ、各ビッグクラブが触手を伸ばす同選手の動向には注目が集まるところだ。
(記事/Footmedia)