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ランパード氏、マンUの守備的戦術を非難「彼らは引き分けを望んでいた」

2017.04.28

ダービーマッチについてコメントしたランパード氏 [写真]=Chelsea FC via Getty Images

 元イングランド代表MFフランク・ランパード氏が、27日に行われた“マンチェスター・ダービー”についてコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が28日付で報じている。

 プレミアリーグ第34節、マンチェスター・Cのホームで行われたマンチェスター・Uとのダービーマッチは、両チーム試合を決めきれず、スコアレスドローに終わった。試合後にマンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督はインタビューに応え、「もっと攻撃したかった」と語ったが、ランパード氏はこれに対して異議を唱えた。

 ランパード氏は「私は少しびっくりしたよ。なぜなら彼ら(マンチェスター・U)は、より深い守備をしていたからね。彼らは引き分けに持ち込もうとしていた、無理をしてプレーすることをしなかったんだ。(フランス代表FWアントニー・)マルシャルはまるで左サイドバックのようにプレーしていた。(元イングランド代表MFマイケル・)キャリックや(スペイン代表MFアンデル・)エレーラのMF陣は、懸命に攻めているように見せていた」と、モウリーニョ監督の采配は勝利を目指したものではなかったと釘を刺した。

 続けて同氏は、「彼らがなぜそのようにプレーしたのか、それは彼らがトップ4に手が届くからだろう。モウリーニョ監督はマンチェスター・Cと真正面から向き合ったとは思わない。彼らは引き分けを望んでいて、控え室で微笑んでいたことだろう」と、コメントした。

 マンチェスター・Uは、第34節終了時点で勝ち点「64」の5位。4位のマンチェスター・Cとの差は、勝ち点わずかに「1」差としている。マンチェスター・Uは次節、30日にスウォンジーとホームで対戦する。

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