ニューカッスルをプレミア復帰へ導いたベニテス監督 [写真]=Newcastle Utd via Getty Images
24日に行われたチャンピオンシップ第44節プレストン戦で4-1と快勝し、1年でのプレミアリーグ復帰を決めたニューカッスル。ラファエル・ベニテス監督は試合後のインタビューで、自身の去就に関する明言を避けた。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
7シーズンぶりに臨むこととなったチャンピオンシップで、シーズンを通してブライトンと激しい首位争いを繰り広げたニューカッスル。昇格決定はブライトンに先を越されたものの、プレストン戦の勝利で2位以内を確定させ、ホームのファンの前でプレミアリーグ復帰を決めた。
昨シーズン途中から指揮を執っているベニテス監督は試合後、「ファンは素晴らしい。彼らの忠誠心やその他全てのものが、このチームがトップクラブたる所以だ。彼らの存在こそが私がここにいる最大の理由であり、今はとても幸せ。来てよかったと感じている」と5万人以上も集まったニューカッスルのファンを称賛した。
一方で、来シーズンも同チームの指揮を執るかと聞かれると、「誰にもわからない。ここはフットボールの世界だ」と明言を避け、「今はただ、私たちの成し遂げたことを喜びたい。全てのことを本当に誇りに思う。今シーズンのこの戦いが将来に向けた基盤になってくれたらいいね」と心境を語っている。
最後に「シーズンのはじめ、みんなに『ラファはチャンピオンシップでの経験がないから苦しむ』と言われた。それは正しかった。しかし選手の頑張り、スタッフの努力、そしてファンのサポートがこの結果を生んだ」と周囲への感謝を述べたベニテス監督。来シーズン、セント・ジェームズ・パークのダグアウトに同監督の姿はあるのだろうか。
(記事/Footmedia)
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