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アーセナルのレジェンドが痛烈批判…最近の補強政策は「災害」

2017.04.18

古巣であるアーセナルの補強政策を「災害」と痛烈に批判したマクリントック氏(中央) [写真]=Getty Images

 元アーセナルの伝説的なDFフランク・マクリントック氏が、クラブの最近の補強政策を「災害」と揶揄したようだ。イギリスメディア『talkSPORT』が17日付で報じた。

 アーセン・ヴェンゲル監督の続投が未だ不透明となっているアーセナルは、現在プレミアリーグで6位につけている。4位のマンチェスター・Cとは勝ち点7差で、上位4チーム以内に入って来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるかは微妙な状況だ。

 そのチームに対し、マクリントック氏は「責任をヴェンゲル監督に求めるべきではない」と語り、さらに「クラブの移籍政策に問題がある。まるで災害のようだよ。特にガブリエウ、(シュコドラン・)ムスタフィ、(グラニト・)ジャカ。3人はいい選手だが、アーセナルのレベルには達していない。私はチームがトップ4に入る姿が想像できない。将来的にタイトルを獲ることを考えても今のメンバーでは不十分だ」と、クラブの移籍市場での動き方を批判した。

 また、マクリントック氏はブラジルメディア『Alan Brazil Sports Breakfast Show』で、ファンやサポーターから解任を求められているヴェンゲル監督についてもコメント。

「現在の状況はとても悲しいよ。ファンは常に新しいものを要求するんだ。私は彼(ヴェンゲル)の評論家にはなりたくない。彼は素晴らしい仕事をしているし、ここでチームを指揮し続けることが彼の進むべき道だと思う。しかし、未来のことは誰にもわからない。来シーズンも彼がこのチームを指揮しているのか、または他の誰かが指揮しているのかは誰にもわからないことだ。誰がやるにしても難しい仕事であることは間違いないけどね」と自身の見解を述べた。

 マクリントック氏は現役時代、1964年から1973年までアーセナルでセンターバックとしてプレー。403試合に出場し、32得点を記録した。スコットランド代表としても9試合に出場した同氏は、鋭いタックルと精度の高いパスを武器に活躍。ファンやサポーターの間では、アーセナル史上最も偉大なキャプテンの一人として知られている。

By サッカーキング編集部

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