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プレミア残留か、それとも…チェルシー退団を決めたテリーの行き先は?

2017.04.18

チェルシー退団を発表したテリー [写真]=Getty Images

 チェルシーは17日、公式HPで元イングランド代表DFジョン・テリーの、今シーズン限りでの退団を発表した。これについてイギリスメディア『BBC』が、テリーの今後について推測を立てている。

 チェルシーはテリーの退団と同時に、同選手が現役続行の意思を表明していることも明かしている。テリーがチェルシー以外のユニフォームを着てプレーしている姿は想像できないというサポーターも多いだろうが、ボーンマスのエディー・ハウ監督は同選手の獲得を狙っているようだ。また、ウェスト・ブロムウィッチのトニー・ピューリス監督も、テリーがチェルシー退団を表明する前から獲得に興味を持っていた、と同紙は報じた。

 近年、スター選手がアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)に活躍の場を求めたように、テリーもまたアメリカに渡米するかもしれないという見方もある。その場合、チェルシーでチームメイトだった元イングランド代表MFフランク・ランパードがプレーしたニューヨーク・シティFCか、元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードがプレーしていたLAギャラクシーが有力候補と目されている。しかし同メディアによると、アメリカに移籍した場合、彼の年齢を考え、1年契約を打診されるだろうと伝えている。

 さらに、中国の移籍も考えられると報じた同紙。現在、広州恒大を率いているルイス・フェリペ・スコラーリ監督は2008-09シーズンにチェルシーで指揮を執り、テリーとともにプレミアリーグを戦った経験がある。近年、チェルシーから中国への移籍例は多数あり、15-16シーズンにブラジル代表MFラミレスが江蘇蘇寧へ、昨年12月にはブラジル代表MFオスカルが上海上港、今年の1月にはナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルが天津泰達にそれぞれ移籍した。

 テリーは今シーズン、公式戦11試合の出場にとどまっている。チェルシーの“レジェンド”の行き先に、多くの注目が集まりそうだ。

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