FOLLOW US

キャリック、マンUでの現役引退を示唆 「とても幸運だと気付いた」

2017.04.12

マンチェスター・Uでの現役引退を示唆したキャリック [写真]=NurPhoto via Getty Images

 マンチェスター・Uに所属する元イングランド代表MFマイケル・キャリックが、イングランド国内の他クラブでプレーする意向を持っていないことを明かした。11日のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在35歳のキャリックは、マンチェスター・U在籍11年目のシーズンを過ごしており、イングランド代表FWウェイン・ルーニーに次いで2番目の古株になる。ただし、今シーズン限りで契約が満了を迎えるため、幼い頃からのファンである地元ニューカッスルへ移籍する可能性が取り沙汰されている。

 イギリスメディア『BBC』が刊行している『マッチ・オブ・ザ・デイ・マガジン』のインタビューに応じたキャリックは、ニューカッスル移籍の可能性について聞かれると、「それはない。もう過ぎた話だ。幼い頃からニューカッスルのことが好きで、いつかあのユニフォームを着たかったけど、こんなにも長くマンチェスター・Uでプレーできるのはとても幸運なことだと気付いたんだ」と答え、心境の変化があったことを告白。さらに「長い間、ここでの生活を楽しんでいるから、イングランドの他のクラブでプレーすることはもうないよ」と続けて、マンチェスター・Uでの現役引退を示唆した。

 とはいえ、「今シーズンが終わってからのことは決めていない。だから、どうするかは自分でもわからないんだ」と語り、去就が不透明であることも強調している。

 今年6月には、キャリックの功績を称える顕彰試合がオールド・トラッフォードで開催されるが、マンチェスター・Uのファンにとっては、同試合が現役ラストマッチとならないことを祈るばかりかもしれない。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO