MOMのルカクを指揮官が絶賛「最高峰のストライカーの一人」

ロメル・ルカク

エヴァートンでブレイク中のルカク [写真]=AMA/Getty Images

 エヴァートンのベルギー代表FWロメル・ルカクは、8日に行われたプレミアリーグ第32節のレスター戦で2ゴールをマークし、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。イギリスメディア『BBC』が10日付で伝えている。

 先発出場を果たしたルカクは、イングランド代表MFロス・バークリーのクロスに反応し、貴重な同点ゴールをヘッドで決めた。さらに後半12分にはダメ押しとなる4点目も記録。同メディアによると、ルカクがゴールを挙げたホームでの試合は、7試合連続で勝利しているという。

 今シーズン23点目を記録し得点ランキングトップに立つ同選手は、ヨーロッパ主要リーグの2016-17シーズンにおける総合得点ランキングにも5位タイでランクイン。なお現在1位は、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの27ゴール。続けてバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが26ゴールで2位、3位のドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンは25ゴールを記録している。

 エヴァートンのロナルド・クーマン監督は「ルカクは世界でも最高峰のストライカーの一人だ。彼は様々な面で成長しているよ」とコメント。続いて「みんながエヴァートンのキープレーヤーは彼だと確信しているし、我々も彼の慰留に努めている。しかし最終決定権はルカクにある。彼には野望があるが、我々も全力を尽くすよ」と、移籍の噂にも言及した。 

 エヴァートンは今夏の移籍市場でルカクの移籍を避けるため、週給14万ポンド(約1900万円)のオファーを打診したが、ルカクは契約延長を拒否したと同メディアは報じている。

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