女性記者に謝罪したモイーズ監督 [写真]=Sunderland AFC via Getty Images
サンダーランドのデイヴィッド・モイーズ監督は、3日に行われた定例記者会見の場で、2週間前のバーンリー戦後に女性記者に対して暴言を吐いたことを認めて謝罪した。イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。
同紙によると、先月18日にホームで行われたプレミアリーグ第29節バーンリー戦に引き分けた後、イギリスメディア『BBC』の女性記者ヴィッキー・スパークスさんの取材を受けたモイーズ監督は、スパークスさんの「サンダーランドのエリス・ショート会長が試合観戦に訪れていたのは監督解任が近いことを示しているのか」という質問に激怒。「そういうことを聞いたら、たとえ君が女性であっても殴られるぞ。今度ここに来る時は気をつけろ」と脅したという。
ボイスレコーダーに録音されていた一連のやり取りを確認したスパークスさんの上司がこの件の公表を決断し、その後、元イングランド代表のギャリー・リネカー氏がツイッター上で「絶対に受け入れられない行為」とモイーズ監督を激しく非難するなどイギリス国内で波紋を呼んでいた。
これについてモイーズ監督は記者会見の場で、「自分の犯したことについて深く後悔している。とても感情的になっていた」とコメント。さらにスパークスさんには後日、電話で直接謝罪していたことも明らかにした。
最近5試合に未勝利で最下位から抜け出せずにいるサンダーランドは4日、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターとアウェイで戦う。
(記事/Footmedia)