ボーンマス戦にフル出場した吉田麻也 [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第30節が4月1日に行われ、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンとボーンマスが対戦した。吉田はセンターバックで10試合連続のスタメン出場となった。
試合はホームのサウサンプトンが主導権を握る。15分、左サイドのネイサン・レドモンドがグラウンダーのアーリークロスを供給。反応したジェイ・ロドリゲスがエリア内に抜け出し、ゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定となった。38分にはパス交換から、ドゥシャン・タディッチがエリア手前中央で左足シュートを放つが、これはポストをかすめてゴール左に外れた。
43分、右CKからニアサイドの吉田が頭で合わせるが、枠を捉えられない。44分には、エリア内右に抜け出したJ・ロドリゲスが強烈な右足シュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれた。前半はスコアレスで終了した。
後半に入り、ボーンマスは61分、吉田との競り合いに勝ったジョシュア・キングがエリア手前で横パス。これを受けたベニク・アフォベが左足を振り抜くが、シュートは枠の左に逸れた。サウサンプトンは62分、中央に切り込んだレドモンドがエリア手前からミドルシュート。さらにクリアボールを拾ったジェームズ・ウォード・プラウズがエリア内右から狙うが、ゴールには繋がらなかった。
サウサンプトンは63分、J・ロドリゲスとウォード・プラウズを下げてシェーン・ロングとソフィアン・ブファルを投入。69分にはロングがエリア内右に抜け出し、右足シュートを打つが、これも枠の左に外れた。
ボーンマスは70、キングに代えてジャック・ウィルシャーを送り出す。72分には、中央の混戦からアダム・スミスが強烈な右足ミドルシュートを放つが、中央の吉田の足にかすかに当たり、左ポスト直撃。74分にもマーク・ピューがエリア内中央から右足シュートを放つが、吉田ら相手DFのブロックに阻まれた。
体を張った守備でボーンマスの猛攻をしのいでいたサウサンプトンだが、78分にレドモンドがエリア内で相手を倒してしまいPKを献上。だが、キッカーのハリー・アーターが放ったシュートは枠を大きく外れ、運良く失点を逃れた。89分にはアーターの強烈なミドルシュートを浴びるが、GKフレイザー・フォースターが好セーブで立ちはだかった。試合はこのままタイムアップを迎え、スコアレスドローで終了。サウサンプトンは2試合勝利から遠ざかり、ボーンマスは連勝が2でストップした。なお、吉田はフル出場している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト