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移籍報道のFWルカク、指揮官は残留を希望「契約が2年残っている」

2017.03.30

クーマン監督(右)はルカク(左)の残留を望んでいる [写真]=Getty Images

 エヴァートンを率いるロナルド・クーマン監督が、同クラブに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクの残留を希望するコメントを残した。30日付のイギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。

 ルカクは先日、エヴァートンが提示した契約延長オファーを拒否。新契約締結に向けた交渉は継続していくとされているが、今夏の退団が既定路線となっている。また、チェルシーが同選手の獲得に6000万ポンド(約83億7000万円)を準備しているとの報道もあり、ビッグクラブへの移籍が現実味を帯びている状況だ。

 ルカクの去就について問われたクーマン監督は、「移籍するかどうかはルカク次第だ。君は彼がエヴァートンに残留すると断言できるのかい?」と語り、あくまで本人の考えを優先する意向を示した。

 一方で、同監督は「ルカクの契約はあと2年残っている。もし私に決定権があるとしたら、少なくとも来シーズンまではこのクラブでプレーさせるよ」とコメント。ルカクの残留を望む心中を打ち明けている。

 ルカクは今シーズン、ここまでプレミアリーグ28試合出場21ゴールを記録している。エヴァートンはクラブの絶対的エースを引き留めることができるだろうか。

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