母親の存在の大きさを明かしたエジル [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジルはドイツ紙『ビルト』に対し、母国のブンデスリーガのチームへの移籍も選択肢の一つであると明かした。
シャルケ、ブレーメン、レアル・マドリードでのプレーを経て、2013-14シーズンにアーセナルに加入したエジル。司令塔として抜群の存在感を発揮しているが、チリ代表FWアレクシス・サンチェスとともに、いまだアーセナルとの新契約締結に至っておらず、今夏の退団の可能性を報じられていた。トルコへの移籍報道も出ていたが、エジルはこれを否定。アーセナルでのプレーに満足していることをアピールしたものの、依然として契約延長の報道はなく、その動向に注目が集まっている。
エジルは今回の取材に対しても、あくまでアーセナルでの居心地は良いことを訴えたが、今後のキャリアを決断する上で母親の存在が大きなカギを握っていることを明かした。
「ブンデスリーガへの復帰? たしかにその可能性は排除できない。僕は家族を愛しているんだ。中でも母親はやっぱり特別な存在。近くに僕がいれば、すごく喜んでくれるからね」。
またエジルは「まだ来年の夏まで契約は残っているし、アーセナルを愛している」とクラブへの思いを強調しながらも、チーム内での自身の存在感の大きさが時に苦しく感じることもあると語った。
「チームの調子が悪い時は決まって僕のせいにされる。僕が今までに成し遂げてきたことをちゃんと分かって、信じてくれているはずなのにね」。
イギリス紙『サン』によると、トルコのフェネルバフチェ、バイエルン、チェルシー、マンチェスター・Uなどが、エジルの獲得に興味を示しているという。
By サッカーキング編集部
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