チェルシーは今夏の移籍市場の人気銘柄の一人、パリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティ獲得レースから手を引いたようだ。イギリス紙『メトロ』が29日付で報じている。
ヴェラッティは公式戦ここまで32試合に出場し2ゴール6アシストをマークしている。現在24歳の同選手はマンチェスター・Uやユヴェントス、アーセナル、バルセロナといった国外のビッグクラブから興味を持たれており、2020年まで所属元のパリ・サンジェルマンとの契約が残っているにもかかわらず、今夏の移籍市場で激しい争奪戦が予想されている。
報道によると、チェルシーもヴェラッティに興味を抱いていたが、現在好調を維持しているスペイン代表MFセスク・ファブレガスを再評価しているようだ。
開幕から数試合はベンチを温めていたセスクだったが、ピッチに立つと数々のチャンスを作り、昨年12月31日に行われたプレミアリーグ第19節では史上4人目となるプレミアリーグ通算100アシスト目を記録した。同選手は今シーズン、プレミアリーグ第29節終了時点で19試合に出場し、3ゴールを記録している。
チェルシーはしばらくこのスペイン代表にゲームメイクを任せるだろうと同紙は締めくくった。