ボラシエ(左)がルカク(右)の去就について言及した [写真]=Everton FC via Getty Images
エヴァートンのDRコンゴ代表MFヤニク・ボラシエが、移籍の噂されるベルギー代表FWロメル・ルカクについて、引き留めは難しいとの見解を示している。イギリス紙『スカイスポーツ』が29日付で伝えた。
ルカクを巡っては、選手本人がビッグクラブへの移籍を希望していると見られ、エヴァートンからの契約延長オファーを断ったとも報じられている。同メディアによれば、今シーズンのプレミアリーグでここまで21ゴールを挙げて得点ランキング首位に立つ同選手は、チャンピオンズリーグでのプレーを望んでいるという。
この件について、同メディアはチームメイトであるボラシエのコメントを掲載。同選手がルカクの移籍は致し方なしと考えていることを伝えている。
「僕は毎日ロム(ルカク)と話している。彼は彼なりのプランを持っている。それを止めることは到底できないよ」
「選手たちは野望を抱いている。選手として可能な限り最高のチームでプレーしたいと思っているし、僕からしたら今のロムは彼の年齢ではワールドクラスのストライカーで、彼のような選手はそう多くないね」
ボラシエはこのように話し、一選手としてルカクの考えに理解を示した。エヴァートンのチームメイトからすれば、ルカクが残留となれば頼もしい限りだが、退団の覚悟もできているようだ。
By サッカーキング編集部
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