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トッテナム、来シーズンのホームゲームは全てウェンブリーで開催へ

2017.03.24

来季はトッテナムの全てのホームゲームで使用されるウェンブリー・スタジアム [写真]=Getty Images

 来シーズン、トッテナムがプレミアリーグや国内カップ戦すべてのホームゲームでウェンブリー・スタジアムを使うことになったと、23日付のイギリスメディア『BBC』が伝えている。

 トッテナムは現在ホームスタジアムとして使用しているホワイト・ハート・レーンの収容人数を増やすために新スタジアムを建設している。そのため来シーズンは代替のスタジアムを使わなければならないことになり、ウェンブリー・スタジアムの使用許可を申請していた。そして、3時間32分にも及ぶ長時間の会議の後、地元行政区の最終投票が行われ、9万人収容可能な同スタジアムで27試合を開催することが承認された。

 これにより、来シーズンのトッテナムはすべての試合をウェンブリー・スタジアムで行うことが決まった。しかし、新スタジアムが2018-19シーズンの開幕と同時に使えるかどうかまだ不透明なため、それまでウェンブリー・スタジアムを使えるのかどうかの話し合いは続くこととなるようだ。

 来シーズンをウェンブリー・スタジアムで戦うことが決まったトッテナムだが、安心できない点もある。今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)では、ホワイト・ハート・レーンのアクセス条件や収容人数が欧州サッカー連盟(UEFA)の規定に触れているとされ使用できず、代わりにウェンブリー・スタジアムを使用していた。そして、CLのグループステージで3位に終わってヨーロッパリーグ(EL)へと回ることとなり行われたEL決勝トーナメント1回戦を含め、ウェンブリー・スタジアムで行われた4試合の勝敗は1勝1分2敗と結果を残すことができなかった。一方、今シーズンのプレミアリーグ第29節終了時点で、ホワイト・ハート・レーンでは13勝2分と負けなしで、ホーム成績においてはリーグ1位である。果たして、来シーズンはウェンブリー・スタジアムでこのような成績を残せるのかどうか、不安なところである。

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