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「まるで映画のよう」…ポドルスキ、ドイツ代表引退試合で有終の豪快ミドル

2017.03.23

引退試合となったイングランド戦でゴールを挙げたFWポドルスキ [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドイツ代表は22日、国際親善試合でイングランド代表と対戦。同試合を最後にドイツ代表を引退することが決まっていた、ガラタサライに所属するFWルーカス・ポドルスキが決勝ゴールを挙げ、1-0と勝利を収めた。

 試合は前半、イングランドがペースを握る。ジェイミー・ヴァーディ、アダム・ララーナ、デレ・アリが決定機を迎えたが、決めきることができずスコアレスで前半を折り返した。試合が動いたのは69分、中盤でボールを受けたポドルスキが迷わず左足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール右上に突き刺さり、ドイツが先制に成功した。このゴールが決勝点となり、ドイツがイングランドを1-0で下した。

 試合後、ポドルスキは「まるで映画のようだったよ。神様が強力な左足を授けてくれて、今夜僕はそれを使ったんだ。さよならを言うには素晴らしい試合だったね、鳥肌が立ったよ」とコメント。引退試合でゴールを挙げ、有終の美を飾れたことに喜びを示した。

 今シーズン終了後にヴィッセル神戸加入が決まっているポドルスキは、MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーと同じ2004年6月に行われたハンガリーとの親善試合で代表デビュー。今回のイングランド戦を含め、通算130試合に出場し、49ゴールを記録した。昨夏のユーロ2016終了後、昨年8月に代表引退を表明。同じく引退を発表していたシュヴァインシュタイガーは昨年8月31日のフィンランド戦で最終戦を飾っていたが、ポドルスキは負傷により欠場したため、今回のイングランド戦で引退試合を行うこととなっていた。

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