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モウリーニョ、古巣チェルシーに敗戦も強気発言「私がナンバーワンの監督だ」

2017.03.14

チェルシー戦でマンチェスター・Uを指揮したモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uは13日、FAカップ準々決勝でチェルシーと対戦。前半にスペイン人MFアンデル・エレーラが退場した影響もあり、0-1と敗れて同大会連覇とはならなかった。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督がインタビューに応じ、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 試合は34分、マンチェスター・Uにアクシデント。すでにこの試合1枚のイエローカードをもらっていたエレーラが左サイドのエデン・アザールを倒してしまう。主審は2度目の警告処分を科し、エレーラに退場を命じた。その後、後半開始早々にエンゴロ・カンテのミドルシュートでチェルシーが先制点を奪い、チェルシーがそのまま勝利。4大会ぶりのベスト4進出を決めた。

 同試合の前半終了間際、エクアドル代表MFアントニオ・バレンシアがスペイン人DFマルコス・アロンソにチャージしたシーンでモウリーニョ監督とチェルシーのアントニオ・コンテ監督が衝突。これを受けて、チェルシーサポーターは昨シーズン途中まで指揮官を務めていたモウリーニョ監督に裏切り者を意味する「ユダ」との野次を浴びせた。同監督はこれに反応し、チェルシーを3度プレミアリーグ制覇に導いたことを示す3本の指を立てる仕草を見せ、強気の発言をした。

「私はプロフェッショナルだ。彼ら(チェルシーファン)のもとに4度のプレミアリーグ優勝をもたらす監督が来るまで、私がナンバーワンだ。4度タイトルを獲得する監督が現れれば、私はナンバーツーになる。その時まではユダ(裏切り者)がナンバーワンだよ」

 試合については「我々はみんな試合を見て、それぞれの意見や見方を持つものだ。ただ、エレーラがレッドカードを受けるまでの試合だったことはみんなの意見が一致すると思う。退場のあとは違う試合になった」とコメント。エレーラの退場が試合を大きく変えたと振り返った。

 続けて、「退場の前までは、私は勝てるような感じがしていた。全てをコントロールできていたし、(チェルシーは)いつものようなプレーができずにフラストレーションが見られていたからね」と、勝利できる手応えも感じていたと明かし、悔しさをにじませた。

 また、「私は選手たちを誇りに思うよ。木曜日にロストフと対戦したし、次の木曜日もロストフと対戦する。オリバー主審には家に帰って自己分析をしてもらいたい。私が彼の仕事を分析したくはないからね」と、エレーラを退場処分とした主審への一言を付け加えた。

By サッカーキング編集部

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