エヴァートン在籍時のFWウェイン・ルーニー [写真]=Getty Images
エヴァートンのロナルド・クーマン監督が、マンチェスター・Uのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが同クラブ復帰となれば歓迎する意向であると明かした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が2月28日付で伝えている。
ルーニーはまだ16歳だった2002年8月に、エヴァートンでプレミアリーグデビュー。同クラブに在籍した2シーズンでリーグ戦67試合出場15得点の記録を残し、2004年8月にはマンチェスター・Uへと移籍した。その後は、マンチェスター・Uで主力として活躍。今年1月にはボビー・チャールトン氏の持つ同クラブの歴代最多得点記録を更新していた。
しかし、先月には中国移籍が報じられるなど、同選手のマンチェスター・Uでの立場は絶対的なものではなくなってきている。同メディアは、この状況についてのクーマン監督のコメントを伝えた。「まだルーニーは高いレベルでプレーしていると思うし、マンチェスター・U、プレミアリーグに留まるのは良い選択だと思うよ」と同監督は話し、イングランドでのプレー続行を選んだルーニーの決断を称えている。
そのうえで、同監督はルーニーのエヴァートン復帰を望んでいることも示唆した。
「彼はまだ2年から3年は最も高いレベルでプレーできるだろう。シーズンの終わりに何が起こるかは私には分からないよ。私の考えでは、彼はエヴァートンを今よりも強くすることができる選手の一人だ」
「チームを強くすることができる全ての選手を、我々は歓迎する」
果たして、同選手がデビューを飾った古巣への復帰を決断することはあるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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