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サウサンプトン会長、新主将DFの移籍を否定…チェルシーやマンCらが関心

2017.03.01

複数クラブからの関心を報じられているサウサンプトンのファン・ダイク [写真]=Getty Images

 日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンのラルフ・クルーガー会長が、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの移籍を否定した。イギリス紙『デイリーメール』が2月28日に報じている。

 今年1月、キャプテンを務めていたポルトガル代表DFジョゼ・フォンテがウェストハムへ移籍したことに伴い、新主将となったファン・ダイク。現在は足首の負傷で戦列を離れているが、今冬の移籍市場ではチェルシーが移籍金として6000万ポンド(約87億円)を用意していると報じられるなど、ビッグクラブの関心の的となっている。

 マンチェスター・Cやリヴァプールからの関心も報じられる中、クルーガー会長は「彼は我々のチームのキャプテンであり、赤と白のストライプ以外(サウサンプトンのユニフォーム)の以外で彼のことを見ることはないよ」と、移籍を否定した。

 サウサンプトンは2014年以来、多くの主力選手をビッグクラブに引き抜かれてきた。イングランド代表DFルーク・ショーやフランス代表MFモルガン・シュネデルラン(現エヴァートン)がマンチェスター・Uへ、同国代表MFアダム・ララーナやナサニエル・クライン、クロアチア代表DFデヤン・ロヴレンらがリヴァプールへ移籍している。

 繰り返される主力流出について、クルーガー会長は「過去3度の夏に起きたことが(次の夏には)起きてほしくないんだ」と、苦々しい思いを明かしている。

 今シーズンのフットボールリーグ・カップでは初優勝こそならなかったものの、決勝進出を果たしたサウサンプトン。今シーズン終了後の移籍市場で主力選手の流出を阻止することはできるだろうか。

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