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才能はポグバ以上? リンガードがマンUユース時代を回想、絶賛した選手とは

2017.02.14

マンチェスター・Uのユース時代もともにプレーしていたポグバ(左)とリンガード(右) [写真]=Man Utd via Getty Images

 マンチェスター・Uに所属するイングランド代表MFジェシー・リンガードは、同チームのユースでともにプレーをした仲間の中に、史上最高額の移籍金8900万ポンド(当時約113億円)でユヴェントスから復帰したフランス代表MFポール・ポグバ以上に際立っていた選手がいたことを明らかにした。13日付のイギリス紙『サン』が伝えている。

 リンガードによれば、同世代で一際輝きを放っていたのは、現在はセリエAのラツィオからチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRへローン移籍中の元U-21イングランド代表MFラヴェル・モリソンとのこと。

「モリソンとは8歳から一緒にプレーしていたけど、何でもできる才能に溢れた選手だった。いつだって簡単に得点も決めていたしね」と当時を振り返るリンガード。「18歳になっても、誰も彼を止めることはできなかった。彼はゴールを量産し、同世代の誰にも真似できないようなスキルを見せつけていた」と、モリソンの天才児ぶりを明らかにした。

 2011年にはFAユースカップ優勝をともに成し遂げたリンガード、ポグバ、モリソンの3人だが、その後の明暗はくっきりと分かれた。リンガードは4度に渡るローン移籍を経て、昨シーズンからマンチェスター・Uのトップチームに定着。ポグバは2012年夏にユヴェントスへ移籍すると、世界トップレベルの選手に成長。今シーズン開幕前にマンチェスター・Uに復帰し、中心選手として活躍している。

 一方、マンチェスター・Uのトップチームでは一度もプレーすることなく、2012年1月にウェストハムへ移籍したモリソン。目立った活躍ができないまま2015年にラツィオへ移籍するが、イタリアでも出場機会を得ることができず、今冬の移籍市場でQPRに加わっている。

 ポグバやリンガードに比べて日の当たらないプロ生活を送っているモリソンだが、今月24歳の誕生日を迎えたばかりだ。再起を図り、かつての同僚と再び肩を並べることはできるだろうか。

(記事/Footmedia)

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