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6年前のリヴァプール移籍を振り返るFWキャロル「ジェラード以外知らなかった」

2017.02.01

2011年1月31日にリヴァプールへ移籍したキャロル(現ウェストハム) [写真]=Liverpool FC via Getty Images

 ウェストハムに所属するイングランド代表FWアンディ・キャロルが6年前のリヴァプール移籍を振り返り、これまで明かされてこなかった意外な事実を告白した。1月30日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じた。

 キャロルは2011年1月31日、2011-12シーズンの冬の移籍市場最終日にニューカッスルからリヴァプールへ移籍。イングランド人選手としては、当時の歴代最高額である3500万ポンド(約61億8000万円)の移籍金が支払われた。リヴァプールでは、その直前にスペイン代表FWフェルナンド・トーレスのチェルシー移籍が決定。キャロルは同じタイミングでリヴァプールに加わったウルグアイ代表FWルイス・スアレスとともに、新エース候補として大きな注目を浴びた。

 しかし、キャロルは当時、リヴァプールのことをほどんと知らなかったという。同選手は、サッカー解説者を務める元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏との対談のなかで、次のように打ち明けた。

リヴァプールへ向かう途中のヘリコプターの中で、チームに誰がいるかを検索したんだよ。契約書にサインはしていたけれど、誰がチームメイトになるのかも分からない状態だったからね。もちろんスティーヴン・ジェラードのことは知っていたけれど、他の選手のことを知らなかったんだ」

 驚きの事実を明かしたキャロルはさらに、リヴァプールへの移籍は自ら望んでいたものではなかったと語った。

「当時はニューカッスルを愛していた。クラブを離れるつもりもなかった。だから、22歳の自分にとって、移籍することはショックだった」

 結局、リヴァプールでは、公式戦58試合に出場して11ゴールを挙げるにとどまり、2013年の夏にウェストハムへの完全移籍を果たしたキャロル。華々しいステップアップと思われたリヴァプールへの移籍だが、本心は全く違っていたようだ。

(記事/Footmedia)

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