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“裏切られた”ウジョア、ラニエリ監督を痛烈批判「2度とプレーしない」

2017.01.31

レスターからの退団を希望しているウジョア [写真]=Getty Images

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのアルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアが、自身のツイッターで指揮官を痛烈に批判した。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 ブライトンからレスターに加入した2014-15シーズンは残留、そして昨シーズンにはプレミアリーグ制覇にも大きく貢献した長身ストライカーのウジョア。しかし昨夏に同クラブはアルジェリア代表FWイスラム・スリマニをクラブ史上最高額の移籍金で獲得したほか、CSKAモスクワからナイジェリア代表FWアーメド・ムサも獲得するなど、攻撃的な選手を補強。これにより序列を下げたウジョアは、今シーズンのプレミアリーグでスタメン出場がわずか1試合となっており、1ゴールを記録するにとどまっている。

 今冬の移籍も噂されてきた同選手だが、ここに来てクラウディオ・ラニエリ監督との関係も悪化してしまったようだ。ウジョアは30日に自身のツイッターを更新し「レスターファンのみんな、ごめん。ラニエリ監督に裏切られたと感じているし、クラブにも失望しているよ。もう彼らのために2度とプレーすることはない」と呟いた。

 同メディアはこれに加えて同選手のコメントを明らかにしている。今マーケットでの移籍に関して「監督はこの3カ月間、そしてここ2週間の間、僕に対して400万ポンド〜500万ポンド(約5億7000万円〜7億1000万円)のオファーが届けば、移籍を後押しすると言っていたんだ」と、退団にむけて同指揮官が前向きに検討していたことを明らかにした。その上で「現時点で僕が知る限り、同等かそれ以上の額のオファーがあるんだ。そして、それは考慮されていない」と、クラブの対応に不満を露わにしている。

「本当にこの状況を理解できないよ。なぜ彼らは、僕がどこかでフットボールをプレーすることを許してくれないんだろう。もしクラブにとどまれば、自分のキャリアや将来に大きく影響してしまうんだ。それに、彼らに僕を起用するつもりはないだろう。クラブが売却すれば、僕もどこかで出場することができるし、それがどちらにとっても最善の案だと思うんだ」

 同メディアによれば、ウジョアの獲得に興味を示しているのはサンダーランドやガラタサライだという。完全移籍を見据えたローン契約を提示している模様だが、レスターは今のところ取引に消極的だ。

 昨シーズンの栄冠から一転、不振にあえぐレスターはプレミアリーグで現在15位。一方でUEFAチャンピオンズリーグではベスト16まで駒を進めており、ラニエリ監督としても選手層をキープして後半戦を戦いたい意図が考えられる。次戦は31日にプレミアリーグ第23節でバーンリーと対戦する予定だ。

By サッカーキング編集部

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