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エヴァートン、薬物使用で出場停止中の“元有望株”に1年契約提示へ

2017.01.27

シェフィールド・U時代のバクスター [写真]=Getty Images

 エヴァートンが同クラブのユースチームで育ったイングランド人FWジョゼ・バクスターに、1年契約を提示したことが明らかとなった。27日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 現在24歳のバクスターは2008年、当時16歳191日でエヴァートンのトップチームデビューを果たす。これは、現マンチェスター・U所属のイングランド代表FWウェイン・ルーニーらを抑え、クラブ最年少記録となった。

 しかしその後は出場機会に苦しみ、2012年に3部クラブへ移籍。すると2015年5月、薬物使用が原因となって5カ月間の出場停止処分を受けた。さらに処分が解けた後の2016年2月にもコカインの使用が発覚。この事態にFA(イングランドサッカー協会)は昨年8月、同選手に対して1年間の出場資格停止処分を科した。

 同紙によると、コカイン使用発覚直後に当時所属していたシェフィールド・Uを放出され、現在フリーのバクスターに古巣エヴァートンが関心を示している模様。出場停止処分が明ける今夏からの1年契約を提示したようだ。

 バクスターはこのオファーに対し、「2度のチャンスを与えられる人はそう多くない。でもここでは、僕に3度目のチャンスが与えられた」と喜びのコメントを残したという。

 将来を嘱望されたかつての有望株は、プレミアリーグで輝くことができるのか。活躍に期待が集まる。

By サッカーキング編集部

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