プレミアリーグ第22節が21日に行われ、マンチェスター・Cとトッテナムが対戦した。
5位マンチェスター・Cが2位トッテナムをホームに迎える注目の上位対決。特に、前節エヴァートンに0-4と大敗を喫したマンチェスター・Cにとっては、なんとしても白星がほしい重要な一戦となる。
MFフェルナンジーニョを出場停止で欠くマンチェスター・Cは、MFヤヤ・トゥーレ、MFダビド・シルバ、MFケヴィン・デ・ブライネ、FWセルヒオ・アグエロらが先発。6連勝中のトッテナムはMFデレ・アリ、MFクリスティアン・エリクセン、FWハリー・ケインらがスタメンに名を連ねた。
試合は序盤からホームのマンチェスター・Cが優位に進めたが、ゴールを奪うには至らず、スコアレスで前半を折り返す。
マンチェスター・Cの攻撃が実ったのは後半立ち上がりの49分だった。自陣でボールを受けたデ・ブライネが前線にロングボールを送り、リロイ・ザネがディフェンスラインの裏に抜け出す。飛び出して対応したGKウーゴ・ロリスはヘディングでのクリアを試みたがうまく頭に当てることができず、これを拾ったザネが無人のゴールに流し込んだ。
さらに直後の54分、右サイドに抜け出したラヒーム・スターリングがゴール前にクロスを入れると、GKロリスがキャッチミス。このボールをデ・ブライネが押し込んで、マンチェスター・Cが貴重な追加点を奪った。
苦しい展開を強いられるトッテナムは58分、右サイドに流れたボールをカイル・ウォーカーが右足ダイレクトでゴール前に蹴り込む。このクロスをデレ・アリが頭で豪快に合わせ、1点差に詰め寄るゴールをマークした。
これで勢いに乗ったトッテナムは78分、ドリブルで右サイドに流れたエリクセンが中央に折り返したボールをケインが落とし、最後はソン・フンミンが右足でシュート。これがゴール左隅に決まり、同点に追い付いた。
マンチェスター・Cは83分、途中出場でデビューを果たしたガブリエウ・ジェズスが右からのクロスを押し込んでネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴール。結局このままタイムアップを迎え、2-2の引き分けに終わった。
次節、マンチェスター・Cは2月1日にウェストハムと、トッテナムは1月31日にサンダーランドと、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
マンチェスター・C 2-2 トッテナム
【得点者】
1-0 49分 リロイ・ザネ(マンチェスター・C)
2-0 54分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
2-1 58分 デレ・アリ(トッテナム)
2-2 78分 ソン・フンミン(トッテナム)