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パイェ、車を破壊される…プレー拒否&移籍問題でサポーターから強い反感

2017.01.20

移籍問題で揺れるウェストハムのパイェ [写真]=Getty Images

 ウェストハムに所属するフランス代表MFディミトリ・パイェの所有する車が、何者かによって破壊されていたようだ。19日付けのイギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 フランスへの帰国を望んでいるパイェは、ウェストハムでのプレーを拒否しており、現在はU-23チームに帯同中。チームのベストプレーヤーがシーズン中に移籍を希望したことは、想像以上にサポーターの反感を買っているようだ。

 同紙によればパイェの自家用車が、19日夜に何者かによって傷つけられていた模様。自宅の外に止めてあった車にレンガが投げつけられ、窓ガラスが割れるなどの被害があったという。

 パイェのプレー拒否を受けてクラブは、14日のプレミアリーグ第21節クリスタル・パレス戦でパイェの写真と名前がプリントされたパネルの前に警備員を配置するなど、サポーターによる過激な行動に警戒を強めていたばかりだった。

パイェ

パイェのパネル前には警備員が配置された [写真]=Getty Images

 同選手に対しては古巣のマルセイユウェストハムに、移籍金2500万ポンド(約35億円)という額のオファーを提示していると言われている。しかし、ウェストハムのスラヴェン・ビリッチ監督は「我々のベストプレーヤーを安価で売るようなことはしない。彼には彼の値段がある」と、簡単に売却するつもりはないことを宣言しており、この移籍期間にパイェの取引が決定するのかに注目が集まっている。

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