モウリーニョ監督の下、出場機会に恵まれていないデパイ [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uが、オランダ代表FWメンフィス・デパイ獲得を目指すリヨンのオファーに断りを入れたようだ。イギリス紙『デイリーメール』が16日に報じている。
報道によると、リヨンはデパイ獲得に向けて、マンチェスター・Uに1100万ポンド(約15億4000万円)のオファーを提示した。しかし同オファーは断られたため、金額を上乗せして1300万ポンド(約18億2000万円)にボーナスを加えた条件を再提示。だがマンチェスター・Uは、2度目のオファーにも断りを入れたという。同クラブは1750万ポンド(約24億5000万円)を求めているようだ。
デパイは今シーズン、ジョゼ・モウリーニョ監督の下で出場機会に恵まれていない。プレミアリーグでは第20節終了時点で4試合の途中出場にとどまり、得点はゼロ。6日付の『デイリーメール』によれば、モウリーニョ監督はデパイとフランス代表MFモルガン・シュナイデルランについて「状況は二人とも全く同じようなものだ。私は彼らが出ていくことを止めないし、クラブも良いオファーがあれば容認するだろう。彼らは私の選択肢にないからね」とコメントしている。デパイは構想外の扱いとなっており、今冬の移籍市場でマンチェスター・Uを退団する可能性を取り沙汰されている。
今回の報道では、マンチェスター・Uはリヨンからの2度に渡るオファーに断りを入れている。だがリヨンのブルーノ・ジェネシオ監督は、デパイの獲得が最優先事項であると認めているという。
移籍の障壁は金銭面のみと言っても良い状況であるだけに、リヨンがマンチェスター・Uの要求額を提示した場合は交渉が成立する可能性が高いだろう。今後、リヨンはどのような動きを見せるだろうか。
By サッカーキング編集部
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