プレミアリーグ第20節が2日に行われ、マンチェスター・Cとバーンリーが対戦した。
新年初戦となった一戦で、5位マンチェスター・Cが11位バーンリーをホームに迎えた。前節、リヴァプールとの上位対決に敗れたマンチェスター・Cにとって、上位陣にこれ以上離されないためにも勝ち点3が欲しいところ。スタメンにはイングランド代表MFラヒーム・スターリングやコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレらが名を連ねた。アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、スペイン代表MFダビド・シルバはベンチスタートとなった。
試合は32分、マンチェスター・Cが数的不利の状況に立たされる。中盤でボールを奪いに行ったフェルナンジーニョがヨーハン・ベルク・グズムンドソンに対して、両足の裏を見せながら危険なスライディングタックル。主審はレッドカードを提示し、フェルナンジーニョは一発退場となった。
前半をスコアレスで折り返すと、マンチェスター・Cは後半からアグエロとシルバを投入し、攻勢を強める。すると58分、右サイドからのクロスがファーサイドまで流れ、ガエル・クリシーがエリア付近左でボールを拾う。相手DFとの1対1を制して右足を振り抜くと、グラウンダーのシュートがゴール右隅に決まった。
さらにマンチェスター・Cは62分、カウンターからケヴィン・デ・ブライネがスターリングにスルーパス。飛び出してきたGKをかわそうとしたドリブルは阻まれたが、こぼれ球をアグエロが右足で豪快に蹴り込み、リードを2点に広げた。
反撃したいバーンリーは70分、左CKの流れからゴール前で混戦となる。最後はベン・ミーが右足で放ったシュートがクロスバーに当たりながらゴールラインを割り、1点差に詰め寄った。
試合はこのままマンチェスター・Cが逃げ切り、2-1で勝利。前半で退場者を出して数的不利となったマンチェスター・Cだったが、貴重な勝ち点3を積み上げた。
次節、マンチェスター・Cは15日に敵地でエヴァートンと、バーンリーは14日にホームで日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦する。
【スコア】
マンチェスター・C 2-1 バーンリー
【得点者】
1-0 58分 ガエル・クリシー(マンチェスター・C)
2-0 62分 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
2-1 70分 ベン・ミー(バーンリー)