バレンシア指揮官、伊代表ザザにラブコール「我々にとって重要な選手」

ザザ

ウェストハムで不振に陥っているFWザザ [写真]=West Ham United via Getty Images

 バレンシアのチェーザレ・プランデッリ監督が、ウェストハムに所属するイタリア代表FWシモーネ・ザザにラブコールを送った。イタリアメディア『tuttomercatoweb.com』が22日に報じた。

 21日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦セカンドレグでレガネスを2-1と破り、連勝でベスト16強進出を決めたバレンシア。プランデッリ監督が試合後の記者会見に出席し、ザザの必要性を訴えた。

 同監督は「我々にとってザザはとても重要な選手。すでに彼を獲得しようとしているんだ」と、すでに獲得に向けて動いていることを明かしている。

 ザザ本人も、同胞の指揮官からのラブコールに応じる構えのようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、同選手もバレンシアへの移籍を望んでいる模様。バレンシアが要求する減給を受け入れて、新天地での挑戦を決意したと伝えられている。

 現在25歳のザザは、今年8月28日にユヴェントスからウェストハムに500万ユーロ(約6億円)でレンタル移籍。プレミアリーグ第17節終了時点で8試合に出場し、いまだに得点を挙げていない。14試合に出場すると買い取りオプションが行使され、ウェストハムからユヴェントスへ2000万ユーロ(約24億4000万円)の移籍金が支払われる契約が結ばれている。11月29日付のイタリア紙『トゥットスポルト』によれば、ウェストハムは買い取りオプションの解除を望んでいると伝えられている。

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