ビッグクラブの注目を集めるトッテナムMFデレ・アリ [写真]=Tottenham Hotspur FC via Getty Images)
トッテナムが、イングランド代表MFデレ・アリ流出の危機に直面した。イギリス紙『デイリーメール』が15日付で報じている。
2014-15シーズンにイングランド3部リーグのベストイレブンに輝いたアリは、2015-16シーズンにトッテナムに加入。加入初年度から33試合出場10得点と結果を出し、さらにPFA(イングランドサッカー選手協会)による年間最優秀若手賞と年間ベストイレブンにも選出されるなど、特大のインパクトを残した。
もちろん、そんな逸材をヨーロッパのビッグクラブが放っておくわけがない。同紙によると、パリ・サンジェルマンとレアル・マドリードがアリの獲得に向けて準備を進めている模様。両クラブは、同選手に対し週給6万ポンド(約900万円)の待遇を用意しているという。また、マンチェスター・Cもその動向を注視していると同紙は伝えている。トッテナムとしても、今年9月に同クラブとの契約を2022年まで延長したばかりのアリを易々と手放すつもりはなく、徹底抗戦する構えを見せている。
同紙は、アリ自身はトッテナムで幸せだとしているが、同時に野心も抱いておりビッグクラブからのオファーが彼を誘惑する可能性があるとした。トッテナム側は同選手との新契約締結によって有利な立場にあると見ているが、予断を許さない状況だ。
By サッカーキング編集部
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