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イブラが語る経験の重要性「ゴールで若手を助ける努力をしている」

2016.12.14

トッテナム戦で得点したムヒタリアン(右)と喜ぶイブラヒモヴィッチ(中央)[写真]=Man Utd via Getty Images

 マンチェスター・Uの今シーズン最多得点記録者である元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは、25歳の頃の本人が今と同等の考え方を持っていたら、今より凄い選手になれていたと考えている。クラブ公式サイトが伝えた。

 今夏マンチェスター・Uと契約した35歳のイブラヒモヴィッチは、11日に行われたプレミアリーグ第15節トッテナム戦で1-0の勝利に貢献。14日の第16節クリスタル・パレス戦にも出場が濃厚なため、今シーズン公式戦24試合目で14ゴール目を狙う。

 トッテナム戦後メディア、そしてクラブ公式サイトの取材に応じたイブラヒモヴィッチは、、今の経験を若い頃の自分に伝えたいと語った。

「今の方が以前より利口なプレーができている。もちろん、年々、色々なことが変わるからね。身体も変わるし、コンディションも昔とは異なる。強さも経験も変わる。10年前の自分が、今と同じように考えていたらなと思うね。そうだったら、もっと良い選手になっていただろうから」

 クラブキャリア700試合を達成したイブラヒモヴィッチは、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、フランス代表FWアントニー・マルシャルらに伝えられる経験を豊富に持っている。本人も若手に伝えることが、今シーズン大事なことと主張した。

「どういう形であれ、経験と、今後決めるゴールで若い選手を助けられるよう努力している。ただ、ゴールはボーナスのようなもの。点を決められればチームの役に立っていることになるけれど、多くの面でチームを助けられると思っている。これは経験しないとわからないことだ。マーカスは若い選手で、彼のキャリアは始まったばかり。自分はキャリアの終わりに近づいている」

「ボールの有無に関係なく、それに動きやコミュニケーション、自己犠牲からでも若手を助けられる。これはフットボールの一部であって、可能な限り完成された選手になりたい。そうなろうと思って努力している」

 また、トッテナム終盤に失点しないことを確信していたイブラヒモヴィッチだが、もし同点に追いつかれていたら、過去のキャリアでワーストの瞬間になっていたと話した。

「エヴァートン戦の方がリスキーだった。でも、スパーズ戦では失点しないと確信していたよ。試合を通じて良いプレーができていたからね。自信もあって、試合をコントロールできた。もし終盤に失点していたら、言葉が出なかっただろうね。きっと自分のキャリアにおいて最も失望する瞬間になっていたと思う」

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