2016.12.03

チェルシーが怒涛の8連勝で首位堅守…3位マンCとの上位対決を逆転で制す

ウィリアン
逆転ゴールを挙げたウィリアン [写真]=Chelsea FC via Getty Images
サッカー総合情報サイト

 プレミアリーグ第14節が3日に行われ、マンチェスター・Cとチェルシーが対戦した。

 首位のチェルシーは前節、トッテナムとのロンドン・ダービーを制してリーグ戦7連勝を飾った。一方、3位のマンチェスター・Cもバーンリーに競り勝ち、チェルシーに勝ち点1差と追走している。チェルシーのアントニオ・コンテ監督とマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督による名将対決にも注目が集まった。この日はチェルシーだけでなく、マンチェスター・Cも3バックのシステムを採用。DFアレクサンダル・コラロフ、DFジョン・ストーンズ、DFニコラス・オタメンディの3名で最終ラインを形成した。一方、チェルシーは前節からMFネマニャ・マティッチに代えてMFセスク・ファブレガスがスタメンに名を連ねた。

 主導権を握ったのはホームのマンチェスター・C。21分、コラロフからパスを受けたセルヒオ・アグエロがミドルシュート。しかし、ここはGKティボー・クルトワが触れてCKに逃れた。続く25分、右サイドでFKを獲得すると、ケヴィン・デ・ブライネが右足でクロスを入れる。ゴール前に走り込んだフェルナンジーニョが合わせて先制ゴールかと思われたが、ここはオフサイドの判定で得点が認められなかった。

 直後にチェルシーがチャンスを作る。オフサイドで手にしたFKから、後方のセスクが前線にロングボールを送る。抜け出したエデン・アザールがGKクラウディオ・ブラボをかわして中央へ折り返しのパスを送ったが、ここはゴール前のペドロ・ロドリゲスに合わず、得点には至らない。

 マンチェスター・Cは34分に決定機。エリア手前右のダビド・シルバが対角線に浮き球のパスを送る。斜めに走り込んだレロイ・ザネが落とすと、アグエロがダイレクトシュート。しかし、ここはチェルシーDFがなんとか体を張って得点を許さなかった。

 前半終了間際にマンチェスター・Cが攻勢を強める。45分、右サイドを突破したヘスス・ナバスがマルコス・アロンソを振り切りクロスを入れると、ニアのガリー・ケーヒルが触ったボールがゴール左に決まり、マンチェスター・Cが先制に成功した。このまま1-0でハーフタイムを迎える。

ヘスス・ナバス

オウンゴールを誘ったJ・ナバス [写真]=Getty Images

 後半立ち上がりもマンチェスター・Cがチャンスを作る。49分、カウンターからザネがドリブルで持ち上がり、エリア手前で右のデ・ブライネへパス。デ・ブライネがエリア内右から右足シュートを放ったが、ここはGKクルトワが右足を出してブロックした。チェルシーは50分に負傷したペドロを下げ、ウィリアンを投入した。

 54分、再びマンチェスター・Cがビッグチャンス。チェルシーのバックパスをGKクルトワとケーヒルが見合う形となると、アグエロがカットしてシュート。しかし、ケーヒルがなんとかブロックして難を逃れた。さらに57分、右サイドを突破したJ・ナバスがグラウンダーの鋭いクロスを入れる。ファーサイドに走り込んだデ・ブライネがこれを合わせたが、ここはクロスバーを直撃。マンチェスター・Cはまたしても決定機を決めきれなかった。

 すると防戦一方だったチェルシーがワンチャンスを生かす。60分、セスクが前線にロングボールを入れると、ジエゴ・コスタが胸トラップでオタメンディをかわして右足シュート。これがネットを揺らし、チェルシーが同点に追いついた。D・コスタは今シーズンのゴール数を11に伸ばした。

ジエゴ・コスタ

同点ゴールを決めたD・コスタ [写真]=Chelsea FC via Getty Images

 追いつかれたマンチェスター・C。直後の61分、アグエロがまたしても決定機を迎えたが、シュートはGKクルトワに防がれてしまい、勝ち越すことができない。

 すると70分、チェルシーが鋭いカウンターを見せつける。マンチェスター・Cのチャンスシーンをなんとか防ぐと、自陣ゴール前のアザールがハーフウェイライン付近のD・コスタへパス。D・コスタが右サイドでフリーになっていたウィリアンへ展開すると、ウィリアンがGKとの一対一をしっかりとゴール左下に決め、チェルシーが逆転に成功した。ウィリアンは得点後、コロンビアで事故に遭ったシャペコエンセへのメッセージが入った喪章を手にした。

ウィリアン

得点後にシャペコエンセへの喪章を手にしたウィリアン(右) [写真]=Chelsea FC via Getty Images

 追いつきたいマンチェスター・Cは76分にイルカイ・ギュンドアンを下げてヤヤ・トゥーレ、78分にストーンズを下げてケレチ・イヘアナチョを投入した。しかし、試合終了間際の90分、チェルシーはまたしてもカウンターから追加点を挙げる。自陣エリア手前でボールを奪うと、M・アロンソのロングボールに抜け出したアザールがGKと一対一となる。これをしっかりと決め、決定的な3点目を手にした。

 後半アディショナルタイム7分にはダヴィド・ルイスに危険なプレーを犯したアグエロが一発退場。さらにその後の乱闘でフェルナンジーニョが同じく一発退場となった。

 結局、マンチェスター・Cは最後まで同点に追いつくことはできず、チェルシーが逆転でリーグ戦8連勝を飾った。これでチェルシーは勝ち点を34に伸ばして首位をキープ。一方、マンチェスター・Cは攻勢に出ながらも、ホームで痛恨の今シーズン2敗目となってしまった。

 次節、マンチェスター・Cは敵地で日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターと、チェルシーはホームでウェスト・ブロムウィッチと対戦する。

【スコア】
マンチェスター・C 1-3 チェルシー

【得点者】
1-0 45分 オウンゴール(ガリー・ケーヒル)(マンチェスター・C)
1-1 60分 ジエゴ・コスタ(チェルシー)
1-2 70分 ウィリアン(チェルシー)
1-3 90分 エデン・アザール(チェルシー)

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