ヤヤ・トゥーレ（左）を称えるグアルディオラ監督（右） [写真]＝Getty Images
プレミアリーグ第12節が19日に行われ、クリスタル・パレスとマンチェスター・Cが対戦。元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが2ゴールを挙げ、マンチェスター・Cが2－1と競り勝った。
試合後、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督が勝利を振り返り、今シーズンのプレミアリーグで初めて先発メンバーに指名したトゥーレについて語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
グアルディオラ監督は「ヤヤの活躍を嬉しく思う。彼はとてもナイスガイだからね。パーソナリティーとクオリティーは価値のあるものだ。彼と彼の家族のことを思うと嬉しいよ。今シーズンの目標を達成するために、手助けしてくれる選手が一人増えたね」と、トゥーレの復帰を歓迎した。
「過去2カ月のトレーニング、彼は素晴らしかったんだ。態度も完璧だったよ。チームメイトも彼のことが大好きなんだ。ローテーションをするうえで、チームの助けとなってくれる新たな選手だ」
グアルディオラ監督は今シーズン、トゥーレに出場機会をほとんど与えていなかった。公式戦出場は1試合のみ。プレミアリーグでは今節が初出場だった。トゥーレの代理人を務めるディミトリ・セルク氏が「恥をかかせた」などとコメントしたことが発端となり、グアルディオラ監督は「彼が謝るまで、ヤヤを出場させない」と発言。対立関係が続いていた。
しかし今月4日、トゥーレが自身のフェイスブックに「僕自身と代理人に代わって、コーチ陣やクラブで働く全ての人たちに、過去の誤解を謝罪したい。これまでのコメントは、クラブや関係者に対する僕の考えを表したものではない」などと綴り、謝罪の意を表明した。
そして今節、トゥーレを先発メンバーに指名して勝利を収めたグアルディオラ監督。「私はこのリーグに適応している最中だ。試合は激しいもので、試合数自体も多いね。そしてクオリティーもある。クリスタル・パレスのプレーは本当に素晴らしかった。自分たちが目指すサッカーができていなかったが、ここでやるべきプレーに適応していた。この勢いを持ってチャンピオンズリーグ（CL）を戦うけど、どの試合も難しくて複雑だ。チャレンジしていくよ」と、次戦以降を見据えている。
マンチェスター・Cの次戦は23日、チャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第5節でボルシアMGと対戦。プレミアリーグの次節は26日、バーンリーとのアウェーゲームとなる。
By サッカーキング編集部
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