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ファーガソンの洗礼を受けず…エヴラが明かす、マンUで最も“幸運な”選手とは?

2016.11.18

ファーガソン氏(右)の洗礼を受けなかった“幸運な”選手とは、スコールズ(左)のことだった [写真]=Corbis via Getty Images

 ユヴェントスに所属するフランス代表DFパトリス・エヴラが、マンチェスター・U所属時にアレックス・ファーガソン元監督から唯一、怒られることがなかった“幸運な”選手を明らかにした。イギリス紙『メトロ』が17日付で伝えている。

 27年間に渡ってマンチェスター・Uを率いていたファーガソン氏は、ハーフタイムのロッカールームで顔を真っ赤にして激怒することがしばしばあり、“ヘアドライヤー”という異名を持っていた。元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏もその洗礼を受けており、ファーガソン氏が蹴ったスパイクが顔に直撃したというエピソードもある。

 ただ、ファーガソン氏の怒りの矛先から逃れることができた“幸運な”選手が一人だけいるという。それは、元イングランド代表MFポール・スコールズ氏だったようだ。16日に42歳の誕生日を迎えたスコールズ氏に向けて、エヴラは自身のインスタグラムで、「(マンチェスター・Uの)レジェンド、誕生日おめでとう!君はこの惑星で最高のMFだ!(ファーガソン)監督のヘアドライヤーを唯一逃れたことができた選手も君だけだ。まさに幸運の男だ」と投稿している。

 ファーガソン氏の“ヘアドライヤー”の洗礼について、サッカー・ジャーナリストであるギジェム・バラゲ氏は自らの著書で、「ファーガソンはロッカールームで自らを抑えない。『お前は自分を何様だと思ってるんだ?一人で何かをしようとでも思っているのか?もう一回やったら、選手を辞めさせるぞ』と言って、選手に対して怒るんだ。それで(クリスティアーノ)ロナウドは泣き始めた。他の選手は彼をそのままにしておいた」と綴っている。

 2012-13シーズン終了時、ファーガソン氏の退任と同じタイミングで選手としてのキャリアを終えたスコールズ氏。マンチェスター・U一筋で20年以上に渡ってプレーしたにも関わらず“ヘアドライヤー”の洗礼を受けなかったのは、まさに“幸運”だったのかもしれない。

マンUvアーセナル

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