チェルシーとバルサ、清武の同僚MFに関心? 本人は「セビージャに集中」

エンゾンジ

チェルシーやバルサからの関心を報じられているエンゾンジ [写真]=Getty Images

 日本代表MF清武弘嗣のセビージャに所属するMFスティーヴン・エンゾンジに対して、チェルシーやバルセロナが関心を示しているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が6日に報じている。

 報道によると、エンゾンジはフランス紙『レキップ』に対して、チェルシーとバルセロナが補強候補として自身を挙げていることについて言及。「それは素晴らしい。良いことだ」とビッグクラブからの関心を喜びつつ、以下のように続けた。

「でも、このようなクラブは他の選手にも関心を示している。常に自分はそう言ってきた。自分はオンリーワンの選手ではない。ビッグクラブというものは、数多くの選手に関心を示すだろう。自分はセビージャでやるべきことに集中しているよ」

 エンゾンジは1988年生まれの27歳。2007年にフランスのアミアンでプロデビューを果たし、2009年にブラックバーンへ移籍した。2012年にはストークへ移籍し、2014-15シーズンはプレミアリーグ全38試合にフル出場。同クラブの10位フィニッシュに貢献し、昨年夏にセビージャへ移籍した。加入1年目の昨シーズンはリーガ・エスパニョーラで28試合に出場して3ゴールを記録。ヨーロッパリーグ3連覇にも貢献した。

 エンゾンジに関しては、今夏の移籍市場でもレスターやユヴェントスからの関心が報じられていた。今シーズンもリーガ・エスパニョーラ第11節終了時点で9試合に先発出場し、セビージャの中盤を支えている。190センチメートルの長身を活かしたボール奪取で存在感を示す同選手。今後も他クラブからの関心が集まると考えられるだけに、動向に注目だ。

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