脱税疑惑が報じられるA・サンチェス [写真]=Arsenal FC via Getty Images
アーセナルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスに脱税疑惑が浮上した。11月1日付けのスペイン紙『エル・ペリオディコ』が報じている。
同メディアによればA・サンチェスは、バルセロナに所属していた2012年から2013年にかけて98万3443ユーロ(約1億1300万円)の税金を支払っていないという。マルタに拠点を置く企業を使用し肖像権収入に対するスペインでの租税を免れていた模様だ。
バルセロナに所属していた選手で同様の告発を受けたのはこれまで4人。現在も同クラブでプレーするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、同代表DFハビエル・マスチェラーノ、昨シーズンまで所属していた元ブラジル代表DFアドリアーノ、そして元カメルーン代表FWサミュエル・エトーがA・サンチェスと同じく脱税の疑いをかけられており、このうちメッシとマスチェラーノには執行猶予付きの禁固刑が言い渡されている。
A・サンチェスはウディネーゼから2011年夏にバルセロナへ加入し、3シーズンをスペインで過ごした。その後2014年夏にアーセナルに移籍しイギリスへ渡ったが、退団から2年以上が経過したタイミングでバルセロナ時代のスキャンダルが報じられることとなった。
By サッカーキング編集部
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