モウリーニョ、ラッシュフォードのU-21代表招集に疑問「矛盾している」

ラッシュフォード

モウリーニョ監督(左)は、ラッシュフォード(右)のUー21イングランド代表帯同に疑問を感じている [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、同クラブに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのU-21イングランド代表帯同に疑問を呈した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が20日に報じた。

 現在18歳のラッシュフォードは、すでにA代表5試合に出場しており、5月のデビュー戦では初ゴールを記録するなど、これからのイングランド代表を担う存在として注目を集めている。同時に、来夏開催のU-21欧州選手権2017へ向けたU-21イングランド代表にも参加し、9月6日のノルウェー戦でハットトリックを記録するなど、チームの主軸としてプレーしている。

 18歳という年齢ながら輝かしい活躍を見せているラッシュフォードだが、クラブで同選手を指導するモウリーニョ監督は、イングランドサッカー協会(FA)の対応に疑問を感じているようだ。

「彼の成長のためにA代表に招集しているのだとしたら、U-21代表にも帯同させるのは矛盾している。これは、我々が彼をトップチームで使いながら、U-23でも起用することと同じだよ」と話し、フル代表でプレーする選手を育成年代の試合に出場させることに疑問を投げかけた。

 ラッシュフォードはここまで、プレミアリーグ5試合に出場し、3ゴールを記録している。モウリーニョ監督は同選手を高く評価しているだけに、コンディション面の負担を危惧しているようだ。

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