グアルディオラ監督(左)が去就が不透明となっているGKハート(右)の獲得に動いている [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、退団が噂されているイングランド代表GKジョー・ハートについて言及した。コメントを25日付けのイギリス紙『インディペンデント』が伝えている。
これまで絶対的守護神としてマンチェスター・Cのゴールマウスを守ってきたハートだが、グアルディオラ監督が就任した今シーズンはプレミアリーグ開幕から2試合連続で元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロの控えに回っている。同クラブはバルセロナからチリ代表GKクラウディオ・ブラボも獲得し、GKの層は更に厚くなっているのが現状だ。このためハートはレンタル移籍が噂されており、エヴァートンやセビージャが獲得に興味を示しているとも報じられていた。
渦中のハートは24日に行われたチャンピオンズリーグのプレーオフに出場し、チームの出場権獲得に貢献した。同紙によれば試合後、グアルディオラ監督はハートについて「ジョーはまだ我々のプレイヤーだ。彼がこのクラブのレジェンドであるのはわかっているし、クラブがここまで成功出来たことの一因はジョーの存在だろう」とこれまでの功績を称賛。その上で「私は決断するためにここにいる。キャリアの中で沢山のミスをしてきたことも事実だが、正直でありたいし感じたことを否定することはできない。賛成してくれる人もいれば、そうでない人もいる。それはわかっているよ」などとコメントし、同選手の退団を否定しなかった。
これまで常にマンチェスター・Cを後方から支え続けてきたハートだが、新指揮官の就任を機に退団が近づいているのかもしれない。
By サッカーキング編集部
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