ソン・フンミン、1年でブンデス復帰か ヴォルフスブルクが関心示す

ソン・フンミン

ヴォルフスブルクからの関心が寄せられる韓国代表FWソン・フンミン [写真]=Getty Images

 トッテナム所属の韓国代表FWソン・フンミンに、ブンデスリーガ復帰の可能性が浮上した。イギリス紙『デイリーミラー』などが23日に報じている。

 ソン・フンミンは昨夏、推定移籍金3000万ユーロ(約34億円)でレヴァークーゼンからトッテナムへ加入。同クラブとは2020年までの契約を締結し、背番号は「7」を与えられた。2015-16シーズンを通じて公式戦40試合に出場した同選手だったが、レギュラー獲得に至ったとは言えず、得点は4ゴールにとどまった。

 同紙によると、ドイツ代表FWマックス・クルーゼや同MFアンドレ・シュールレらが退団したヴォルフスブルクから、ソン・フンミンへの熱視線が送られているという。これに対し、トッテナム側も同選手の売却に関する交渉には応じる構えだが、昨年の移籍金を回収することも目論んでおり、ヴォルフスブルク側の提示額が契約成立の重要な要素となりそうだ。

 現在24歳のソン・フンミンは、オーバーエイジ枠登録選手としてリオデジャネイロ・オリンピックに臨むU-23韓国代表メンバーに選出。同大会では4試合に出場して2得点を記録した。しかしその影響で、プレミアリーグ開幕に出遅れ、トッテナムでの出場機会減少が懸念されているようだ。移籍期限最終日までの動向に注目が集まる。

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