現在はチームメイトになったチェルシーMFアザール(左)とMFカンテ(右) [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテが、同僚のベルギー代表MFエデン・アザールに感謝の言葉を送ったようだ。6日、同クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
今夏、日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターからチェルシーに移籍したカンテ。2015-16シーズンは、レスターで“奇跡”とも呼べるプレミアリーグ優勝を果たした。当時の様子を振り返り、現在はチームメイトとなったアザールへの感謝の気持ちを語った。
「チェルシーに来て、アザールに言ったんだ。君は知らないかもしれないけど、(レスターの)全員が感謝しているよ」
昨シーズン、勝てば優勝が決定する5月1日に行われたプレミアリーグ第36節マンチェスター・U戦に1-1で引き分けたレスター。この結果、翌2日に行われるチェルシー対トッテナムに試合で、トッテナムが引き分け以下に終わればレスターの優勝が決まる状況だった。
同試合はトッテナムが前半で2点をリードする展開だったが、58分にギャリー・ケイヒルの得点でチェルシーが1点差に迫る。さらに83分、ジエゴ・コスタのパスを受けたアザールが右足でゴール右に同点ゴールを突き刺した。試合はこのまま終了し、レスターのプレミアリーグ初優勝が決定していた。
レスターでの活躍で評価が急上昇し、フランス代表にも初選出。ユーロ2016にも参加し、準優勝に貢献した。新シーズンからは新天地チェルシーで過ごすこととなったカンテだが、レスターの優勝を“アシスト”してくれたアザールへの感謝は忘れていなかったようだ。