マンC、ブラジルの“神童”ジェズスを獲得…リオ五輪出場の19歳

ガブリエウ・ジェズス

ガブリエウ・ジェズスの移籍先がマンチェスター・Cに決定した [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cは8月3日、パルメイラスに所属するリオデジャネイロ・オリンピックブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスを完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は2020-21シーズンまで。同選手は今年12月まではパルメイラスでプレーし、来年1月からマンチェスター・Cに加入する。

 ジェズスは1997年生まれの19歳。2013年にパルメイラスの下部組織に加入し、48試合出場54ゴールと驚異的な数字を残した。2015年にトップチームデビューを果たし、公式戦67試合出場で26ゴールを記録。19歳の若さでリオデジャネイロ・オリンピックに出場するブラジル代表メンバーに選出され、複数のビッグクラブからの関心を報じられていた。

 移籍加入にあたり、ジェズスはマンチェスター・Cの公式HPにて以下のようにコメントしている。

「マンチェスター・Cは、世界最高のクラブの一つだと思う。契約できて嬉しいよ。このチームには才能ある選手が多くて、(ジョゼップ)グアルディオラ監督もいる。彼らから学ぶものは多い。自分にできることをファンに披露することを楽しみにしているよ。素晴らしい未来が待ち受けていると思っている」

 また、自国開催大会で初の金メダル獲得を目指すことについては、バルセロナFWネイマールとのプレーに言及しつつ、以下のように語っている。

「オリンピックでネイマールと一緒にプレーすることは、夢が一つ叶うということだよ。僕たち全員にとって彼は鏡のような存在だ。彼とともにプレーすることは、僕のキャリアにとって素晴らしいことだと思う。ブラジルのユニフォームに袖を通して、歴史を作りたい」

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