激しいライバル関係であるアーセナルとトッテナムだが、ファン同士の素敵なエピソードが伝えられている [写真]=Getty Images
フットボール界屈指のし烈なライバル関係にあるアーセナルとトッテナム。
そんななか、それぞれのファンである友人同士の素敵な交流について、イギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。
同紙によれば、アーセナルファンのダニー・リードさんが、トッテナムファンである友人のティム・リードさんを救うために自らの腎臓を提供したという。
これを受け、ティムさんはFacebook上で次のように感謝をつづった。
「彼が僕と僕の家族にしてくれたことを、言い表せる言葉はない。僕に、人生における2度目のチャンスをくれた。腎臓を提供することで自分の命を危険に晒すにも関わらず、彼は少しもためらわなかった」
「君は本物のヒーローだ。最高のヤツである君について、そして君が見せた勇気について、誰もが知るべきだ。君は汚れたグーナー(アーセナルファン)だけど、最高の友と呼べることをとても誇りに思うよ」
「君は汚れたグーナー」とあえて憎まれ口を叩いたティムさんだが、なんとも素敵な関係性だ。
今シーズン最初のノースロンドン・ダービーは11月5日にアーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムで行われる。その頃には2人がいい意味で対峙できていることを願うばかりだ。
(記事提供:Qoly)
By Qoly