リヴァプールがバルセロナに所属するスペイン代表DFアレイクス・ビダルの獲得に動く可能性が浮上した。28日付のイギリス紙『メトロ』などが報じている。
同紙によると、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、A・ビダルに強い関心を持っている模様。今夏の移籍市場で獲得したいと考えているようだ。
A・ビダルは昨年6月に移籍金1800万ユーロ(約24億6000万円)でセビージャからバルセロナへ加入。しかし同クラブが補強禁止処分を受けていたため、1月まで選手登録ができなかった。処分が解かれた1月以降、A・ビダルは同じポジションのブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスからレギュラーを奪うことができず、リーガ・エスパニョーラで9試合の出場にとどまった。
2020年6月末までバルセロナと契約を結んでいるA・ビダル。今シーズンは十分な結果を残すことができなかったが、クラブは4500万ポンド(約72億円)以下の移籍金提示では、売却するつもりは無い模様。D・アウヴェスの退団に備え、同選手を確保しておくつもりのようだ。
今後の両クラブの動きに注目が集まる。